電線・電話線にかかった木の枝は電力会社が剪定してくれるの?

「電線に木の枝がかかりそう…」「枝が当たって火事にならないか心配…」枝が電線に接触するのは非常に危険な状態です。すぐに火事になることはありませんが、大風で枝と電線が擦れたり、台風で倒木したら電線を切ってしまう恐れがあります。電力会社も定期的に見回りをしていますが、日本全国を対象に見回っているので発見が遅れる場合があります。自分で気づいたら早急に対処しましょう。




まずは電力会社に相談を

まずは電力会社に相談を

電線には高圧電流が流れているため無暗に触るのは危険です。下手をすると感電死する恐れがありますし、傷つけて電気の供給が止まってしまう場合もあります(場合によっては損害賠償になります)。

【外部サイト】電線・電話線にご注意ください(TEPCO東京電力)

自分で剪定しようとせずに、まずは電力会社に相談しましょう。自宅敷地内の電線であれば、電気料金の領収書に書かれた相談窓口に電話を。枝が公道にはみ出ている場合は電柱に書かれた連絡先に電話しましょう。

電力会社は無料で剪定(枝払い)してくれるの?

  • 電力会社の電線は、枝払いしてくれる場合もある。
  • NTTの電線は、枝払いしてくれない。

そもそも電線には大きく分けて二種類あります。電力会社所有の電線と、NTT所有の電線です。

電力会社の電線の場合

  • 基本的に枝払いしたがらない(人件費がかかるため)
  • 剪定というよりも邪魔な枝を切るだけで、見た目や樹木の健康は一切考慮しない。
  • 地域、担当支所によって対応が変わる

電力会社は一昔前までは枝払いをしてくれましたが、最近はやりたくないといったスタンスのようです。当然ですが枝払いをするのにも人件費がかかります。「枝払いをしてほしい」という日本全国の要望に対応していたらお金がいくらあっても足りません。よほど緊急の場合でなければしてくれないと思っていおいた方が良いでしょう。

また、枝払いをしてくれる場合でも「剪定」のような綺麗な物を期待してはいけません。あくまでも電線にかかる枝を「短時間で」「簡単に」切るだけですので、不格好になる物と考えておきましょう。また、樹木の健康も考慮していないため、根元から切り過ぎて弱ってしまうケースもあります。木を美しく保ちたいなら造園業者に依頼しておきましょう。

NTTの電線の場合

  • 無料で枝払いはしてくれません。
  • 枝払いが必要な場合は、個人負担での作業になります。

当社電気通信設備への損害を防止するために実施する植物の伐採・伐木等に関する費用につきましては、その植物の占有者または所有者が負担するという「原因者負担の原則」に基づき、「平成27年9月14日」受付分より有償とさせて頂き、当該作業に要した費用をご負担頂きます

【引用】電気通信設備保護のための伐木・伐採に係わる費用負担について(NTT東日本)

NTTは基本的に「無料での伐採」はしてくれません。「木の所有者が剪定業者を手配する」もしくは「NTTにお金を払って枝払いしてもらう」のどちらかになります。

同じ切るなら、ある程度要望を聞いてもらえる造園業者の方が良いでしょう。

綺麗に剪定したい場合は

綺麗に剪定したい場合は造園業者に依頼しましょう。電力会社、およびNTTは「電線にかからないように切るだけ」なので樹木の形や、健康等は一切考慮せずに伐採します。お金はかかりますが造園業者は希望を聞いてくれるので安心です。

●【剪定110番】(公式ページ)

「でも地元の造園業者を知らない…」という方には、ネットから申し込める剪定110番がオススメです。日本全国どこでも対応していますし、24時間365日受け付けているのでとっても便利です。また無料で見積りもしてくれるので、とりあえず値段の確認だけしてみるのもアリだと思います。

伐採したい(木を取り除きたい)場合は

「毎年木の剪定をするのは面倒」「毎年お金がかかるのは嫌」という方はやはり伐採してしまった方が良いでしょう。コチラも造園業者に依頼するのが最も簡単です。前述の通り、電力会社・NTTは最低限の枝払いしかしてくれませんので、根元から伐採するならやはり造園業者です。

●【伐採110番】(公式ページ)

先ほどと同じ会社で伐採110番というサービスもあるため、コチラがオススメです。ネットから申し込めますし、日本全国どこでも対応、24時間365日受付と非常に便利です。地元業者を知らない方にオススメです。コチラも無料で見積りをしてくれます。

電線を巻き込んで倒木したら賠償問題になる?

倒木して電線が切れたらどうなるの?

台風や大風の影響で、電線を巻き込んで倒木してしまう場合があります。しかしほとんどの場合は賠償問題にならないそうです。台風や大風で倒木した場合は自然災害扱いになり、所有者の責任にはなりません。

ただし、枯れて倒れそうなのがわかっていて長年放置したり、明らかに所有者に非がある場合は賠償問題に発展する場合もあるそうです。どちらにせよ、自宅の近くで電線が切れたり、漏電したら非常に危険ですから、早めに対策しておきましょう。




まとめ

  • 電線にかかった枝は自分で剪定しようとせず、まずは電力会社へ相談してください。
  • 敷地内の電線の場合は、電気料金領収書にかかれた相談窓口に。公道にはみ出た枝の場合は、電柱に書かれた連絡先に電話してください。
  • 電力会社は無料で枝払いしてくれる場合もありますが、地域・支所によって対応が異なります。
  • NTTは無料で枝払いをしてくれません。お金を払ってNTTに依頼するか、自分で業者を手配することになります。
  • 綺麗に剪定したい場合はやはり造園業者に依頼しましょう。剪定110番がオススメです。
  • 毎年剪定するのが面倒な方は造園業者に依頼して伐採してしまいましょう。伐採110番がオススメです。

今回は枝が電線にかかった場合の対処方法をご紹介しました。電力会社所有の電線は「無料で枝払いしてくれる場合」と「してくれない場合」があり、相談してみないとわかりません。

NTT所有の電線の場合は枝払いしてくれません。「お金を払ってNTTに依頼する」か、「自分で業者を手配する」のどちらかになります。

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