ハナミズキの花が咲かない理由!花芽を増やす方法はコレ!

ハナミズキの花が咲かない

「ハナミズキの花が咲かない…」「最初の年は咲いたのに、ここ数年咲かない…」ハナミズキが咲かない原因は様々です。「肥料不足」、「植替え直後」「昨年花を付けすぎた」「剪定の失敗」「踏み固めによる酸欠」などです。1つずつ解説いたします。

※この記事は庭植え管理方法の解説です。鉢植えとは異なりますのでご注意ください。




ハナミズキの花が咲かない理由

肥料不足

肥料が足りない

「買ってから手入れをせずに放っておいてしまった…」という場合は肥料不足が考えられます。花木全般に言えることですが、花を咲かせるには沢山のエネルギーが必要になります。肥料をあげてエネルギー補給をしないと翌年以降花が付かなくなります(花を付ける体力が無くなります)。

ハナミズキの肥料は1~2月に寒肥を与えましょう(土が凍ってしまう雪国では暖かくなりはじめる2~3月)。寒肥は名前の通り、冬に与える肥料です。冬場に肥料をあげると肥料焼けする心配がありませんし、冬の間に肥料成分が浸透して春先に栄養が行きわたります。緩効性肥料(ゆっくりと溶けだす肥料)や、有機肥料(堆肥、鶏糞、油かすなど)が良いでしょう。寒肥を与えなかった場合は花後(6~7月)に肥料をあげてください。

【関連】ハナミズキの肥料のやり方

肥料をあげる場所

肥料は樹冠(葉が茂っているところ)に沿って縁に20cm程の穴を掘った所に埋めましょう。樹冠の縁に根の先端が来るようになっており、根の先から肥料が効率良く吸収されます。

オススメ肥料

ツチトコセット

ハナミズキの肥料にはツチトコセットがオススメです。ツチトコセットは7種の必須栄養素(モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸) が含まれており、総合的に体調を整えて「花芽増加」「樹勢回復」「健康維持」効果を発揮します。

ツチトコセットの特徴は何といっても7種の必須栄養素です。市販されている肥料のほとんどはチッソ、リン酸、カリ(ご飯、パンのようなもの)が主成分になっており、そればっかり与えていると栄養が偏り生育不良になります。ツチトコセットは植物の必須栄養素7種(モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸) をバランス良く配合しているため、樹木の体調をバランス良く整えます。保水性向上、病害虫耐性向上、肥料を吸収するチカラがアップするので「花芽増加」「樹勢回復」に効果的です。

(※肥料成分が強いので鉢植えには使用しないでください)

植え替え直後

植え替え直後

「植え替え直後」「植えてから数年しか経ってない」「葉の色ツヤが良いのに花が咲かない」という場合はコチラが当てはまります。成長途中のハナミズキは成長にエネルギーを使うため花が咲かなくなります。成長が終わってから花が付くようになるため、植えてから数年は花が咲かない場合があります(2~3年)。

「鉢植えで買ってきた時は花が咲いていた」というケースもありますが、これは狭い鉢だとすぐに成長が止まるためです。庭に移し替えると再び成長が始まるので花が咲かなくなります。元気なのに花が咲かない、という場合は成長途中と考えられるのでゆっくり待ちましょう。

昨年花を付けすぎた

昨年花を付けすぎた

「花が咲く年と、咲かない年がある」「去年は沢山花が咲いたのに、今年は咲かない」若いハナミズキによく見られる現象です。肥料の項目でも書いた通り、花を咲かせるには沢山のエネルギーを使います。前年に沢山花を咲かせると疲労してしまい、翌年に咲かなくなります。これを「隔年開花」といいます。

生育不良ではないので放っておいても大丈夫ですが、毎年咲かせたい場合は秋~冬の間に花芽を取り除いて整理するか(花が咲く前に整理する)、花後に液肥等を与えて疲労回復に努めてください。

剪定の失敗

剪定の時期に注意

ハナミズキは花が終わった後、6~7月にかけて花芽が出来上がります。この花芽が翌年春に開花して花になります。当然、剪定で花芽を切ってしまうと翌年花が咲かなくなるので注意しましょう。春~夏にかけて葉が茂るのでついつい剪定したくなりますが、翌年の花を楽しみたい場合はぐっと我慢しましょう。

ハナミズキの花芽

ハナミズキの剪定シーズンは12~3月までの冬の間です。葉が落ちるため花芽が見分けやすくなりますし、休眠期に入るため生育への影響も少ないです。枝先に付く、1cm程の小さな丸い蕾のようなものが花芽です。

踏み固めによる酸欠

踏み固めによる酸欠

古い樹ほどなりやすい症状です。土が踏み固められると根が呼吸できなくなり、水も浸透しづらくなります。庭の通り道、車の通り道、公園などでよく見られる症状です。樹の周りを観察し、土が固くなっていないか確認しましょう。

もし土が固くなっている場合は、根へのダメージが少ない冬の間に耕します。1度に全部耕すと負担が大きいのでピザを切り分けるように、エリア毎に年々少しずつ耕しましょう。根を傷つけないように十分注意して作業を行ってください。

まとめ

  • 花を付けるには沢山のエネルギーが必要です。肥料が足りないと花が咲かなくなります。
  • ハナミズキの肥料はツチトコセットがオススメです。「花芽増加」「樹勢回復」に効果があります。
  • 若いハナミズキは成長にエネルギーを使うため、花が咲かない場合があります。数年待ちましょう。
  • 前年に花を咲かせすぎると、疲労回復のため次の年は花が咲かなくなる場合があります。これを「隔年開花」といいます。
  • 剪定で花芽を切ってしまうと花が咲かなくなるので注意しましょう。花芽は前年7月あたりから出来始めます。
  • 土が踏み固められていると根が酸欠になってしまいます。土が固まっていないか確認しましょう。

ツチトコセット

(※肥料成分が強いので鉢植えには使用しないでください)