桜の肥料は何をあげればいい?時期は?量はどれぐらい?

桜 肥料

桜は花を咲かせる樹種なので肥料はとても大切です。花を咲かせるには沢山のエネルギーを使うわけですから、疲労回復に肥料分は欠かせません。しかし「何の肥料を」「いつの時期に」「どれぐらいあげれば良いのか?」というのは意外と難しいですよね。そこで桜の肥料について徹底解説します。




年間作業カレンダー

年間作業カレンダー

桜は大きく分けて「庭植え」「鉢植え」の2つが主流です。それぞれの施肥方法についてご紹介します。

庭植えの桜の肥料

庭植えの肥料

庭植えは肥料分を細かく心配する必要はありません。大雑把に与えてもある程度濃度が分散するためです。

肥料を与える時期

  • 冬(12~2月)の寒肥
  • 花後(4~5月)のお礼肥

庭植え桜の肥料は年2回、冬(12~2月)と花後(4~5月)に与えます。冬の施肥は寒肥(かんごえ)と呼ばれ、1年間の成長を決める大事な肥料です。冬の間は樹が休眠状態になるため、肥料焼けしにくく、土を入れ替えてもあまり影響がありません。また、冬の間に与えた肥料がゆっくりと溶けだして春先に浸透して効果を発揮します。

花後の肥料はお礼肥と言います。咲いてくれた花に感謝を込めて肥料を与えるという由来でお礼肥と呼ばれています。花を咲かせた後の桜はエネルギーを使い果たし疲れているため、肥料を与えて疲労回復させてあげましょう。

肥料の種類

  • バーク堆肥:1㎡あたり2~3kg
  • 腐葉土:1㎡あたり2~3kg
  • 有機質肥料(油かす、乾燥鶏糞、牛糞など):1㎡あたり100g
  • 化成肥料(N-P-K割合が8-8-8の物):1㎡あたり80~100g

桜に与える肥料は上記の物がオススメです。バーク堆肥、腐葉土、有機質肥料あたりが栄養バランスが良くオススメです。ただし、同じ物を何年も与え続けると肥料成分が偏ってしまうため、1年おきに少しずつ変えた方が良いでしょう。

また、上記に書いた施肥量はあくまで目安です。肥沃な土地であれば肥料を少なめに、やせ地であれば肥料を多めに撒かなければなりません。肥料のパッケージの使用方法と、自分の土地を見て施肥量を調節してください。肥料が多すぎても庭木にとって毒になります。

花が咲かない、弱っている時に

ツチトコセット

「桜の花芽が少ない」「樹が弱っている」そんな時はツチトコセットが効果的です。ツチトコセットは必須栄養素7種をバランス良く配合しているため、樹木の体調を総合的に整えます。

よくある間違いなのですが「弱った樹に肥料をあげる」のは逆効果です。肥料は樹にとってご飯の様なものなので、弱っている時に与えても食べられません。ツチトコセットは不足しがちな栄養素をバランス良く配合しているため、水を吸い上げるチカラ、肥料を吸収するチカラをアップさせ、「樹勢回復」に導きます。水で溶かして与える液肥タイプなので、吸収が早いのもポイントです。(弱った樹に即効性があります)

(※肥料成分が強いので鉢植えには使用しないでください)

【関連】桜の花が咲かない時に試して!対処法まとめ

肥料を与える場所

肥料を与える場所

庭木は樹冠(葉が茂っている所)に沿って地面を掘り、肥料を与えましょう。樹冠の先に丁度根の先端が来るようになっていて、根の先端が1番栄養を吸収してくれます。肥料をパラパラと撒いただけだと、根が上がってきて浅くなってしまうので、10~20cmほどの深さの穴を掘って埋めると良いでしょう。肥料は1か所にかためずに、バラバラに均等になるように埋めましょう。

鉢植え桜の肥料

鉢植えの肥料

鉢植えは限られた土しかないため、土の管理が難しいです。肥料分が多すぎても少なすぎてもすぐに弱ってしまいます。

肥料を与える時期

  • 冬(12~2月)の寒肥
  • 花後(4~5月)のお礼肥
  • 秋(9月)

鉢植えの場合は冬の寒肥(12~2月)、花後のお礼肥(4~5月)、花芽分化の進む秋(9月)の3回与えましょう。庭植えの場合はある程度大雑把に肥料をあげても育ちますが、鉢植えの場合は調整が難しいです。肥料をあげ過ぎると土のバランスが崩れてすぐ弱ってしまうので十分注意しましょう。心配な方は最初は少なめにあげて、徐々に調整していきましょう。

肥料の種類

  • 油かす(油かすと骨粉を半分ずつ混ぜると尚良い)
  • 骨粉(油かすと骨粉を半分ずつ混ぜると尚良い)
  • マグァンプK(手間をかけたくない方向け)
  • ハイポネックス(手間をかけたくない方向け)

オススメの肥料は油かすと骨粉を1:1で混ぜた物です。親指頭ぐらいの大きさにし、4~5号鉢なら1個、6~7号鉢で2個、8号鉢以上で3個あたえてください。肥料を混ぜるのが面倒な方は市販のマグァンプKやハイポネックス(液肥)でも良いです。ただし、これら化成肥料(人工肥料)は同じものを与え続けると栄養が偏るので油かすや骨粉のような有機肥料の方がオススメです。

まとめ

  • 桜の肥料は、庭植えと鉢植えで異なるので注意しましょう。
  • 庭植えは大雑把でも大丈夫ですが、鉢植えは慎重に施肥しないとすぐ枯れてしまいます。
  • 花を咲かせるには沢山のエネルギーが必要になります。毎年欠かさずに肥料を与えましょう。
  • ただし、弱っている時の肥料は逆効果になります。土壌改良、活力剤、環境改善などに努めましょう。
  • 「樹が弱っている」「花芽が少ない」という時には活力剤ツチトコセットがオススメです。

ツチトコセット

(※肥料成分が強いので鉢植えには使用しないでください)