除草剤の正しい使い方&撒き方【プロが教えます!】

除草剤の正しい使い方

こんにちは。数年前まで除草剤の販売、営業を行っていたカセです。除草剤を使っていて「全然雑草が枯れない」「効き目が悪い」と感じたことはありませんか?それはおそらく使い方が間違っているんだと思います。「除草剤を薄め過ぎた」「雨の前日に撒いて流れてしまった」「そもそも用途が間違っている」などなど色んな原因が考えられます。除草剤は正しく使わないと無駄に消費してしまうので勿体ないです。もと除草剤販売員の知識を活かして、正しい除草剤の使い方をご紹介します。

カセ
もと除草剤販売員のわたくしカセがご紹介します。




正しい除草剤の選び方

まず除草剤選びが重要です。用途を間違えると「除草剤を撒いたのに雑草が枯れない!」ということになります。除草剤は大きく分けて「液剤」と「粒剤」の2つがあります。生えている雑草を枯らしたいなら「液剤」、雑草を抑制したいなら「粒剤」を使います。迷ったらとりあえず液剤タイプを選んでおけば大丈夫です。

液剤タイプの除草剤

       
  • 液体を直接かけて枯らします
  • 即効性がある(雑草をすばやく枯らす)
  • 環境への負担が少ない
  • 使いやすく、慣れてない方でも安心

ホームセンターで最もよく見かけるのがこの液剤タイプの除草剤です。生えてきた雑草に薬剤を直接かけて枯らします。液体なので植物に吸収されやすく、即効性があるのが特徴です。また粒剤よりも環境に優しいため、お子様やペットのいるご家庭、雑草を枯らした後に花や木を植えたい方に向いています。

カセ
最も王道の除草剤です。とりあえずこのタイプを選んでおけばOKです。

粒剤タイプの除草剤

       
  • 雑草が生える前に撒く除草剤
  • 成分が土に溶けて、雑草の発生(発芽)を抑えます
  • 大きく育った雑草には効果が薄い
  • 液剤タイプと比べて効果が出るまで時間がかかる(雨水によって土に溶ける時間)
  • 液剤タイプと比べて環境への負担が大きい
  • 使い方を間違えると全く効果が無いため、初心者向きではない

雑草が生えてくる前に撒く除草剤です。あらかじめ撒いておくことで成分が土に浸透し、雑草の発芽を抑えます。液剤タイプと比べて長期間の防草効果が見込めますが、環境への負担も大きいです。成分が土に溶けるまで時間がかかるため、早めに撒いておく必要があります(雑草が生える前か、綺麗に刈り取った後)。また、発芽を抑えるのが主目的のため、大きく育ってしまった雑草には効果が薄いです(具体的には草丈が20cmぐらいまで)。

カセ
使い方を間違えると全く効果が無いため、慣れてない方にはオススメしません。

オススメ除草剤

除草剤サンフーロンがオススメ

除草剤選びに迷ったらサンフーロンがオススメです。「良く枯れる」「値段が安い」「環境に優しい」と三拍子そろった除草剤です。色々な除草剤を試してみましたが、これが一番使いやすいです。ほぼ全ての雑草を枯らすことができます。使い方もとっても簡単で、水で薄めてジョウロで撒くだけです。慣れてない方でも失敗することはありませんのでご安心ください。

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【サンフーロンの規格】(アマゾン商品ページへのリンク)

カセ
除草剤を販売していた頃もコレが一番よく売れました。迷ったらとりあえずサンフーロンです。失敗しません。

「希釈済み」除草剤は買わないで!

       

液剤タイプの除草剤は「濃縮」と「希釈済み」の2種類があります。「濃縮」は水で薄めて使う除草剤のことで、「希釈済み」は使いやすいように既に水で薄めて販売されているものです。シャワータイプ、すぐ使えるといった表記がされています。

一見「希釈済み」の方が便利そうに見えますが、「濃縮」と比べて割高なので絶対に買わないでください。昔、除草剤製造メーカーの担当の方に聞いたことがあるのですが「希釈済みの除草剤って、中身ほとんど水なのに良く売れるんでよ~!」とニコニコしながらお話していたのをよく覚えています。除草剤は普通50倍の水で薄めて使うので、この人が言っていた通り「希釈済み」の中身はほとんど水なんです。だからといって値段は1/50になるわけではありません(容器代、輸送代がかかるため)。「希釈済み」除草剤は割高なので買わないでください。

カセ
「希釈済み」「シャワータイプ」「すぐ撒ける」と書かれた除草剤は買わないようにしましょう。中身はほとんど水です。濃縮タイプの方が絶対にお得です。

除草剤の正しい使い方

それではいよいよ除草剤の使い方をご紹介します。正しく使えば、少ない量の除草剤で雑草を枯らすことができます。

【除草剤の正しい使い方】

  1. 雑草が1m以上伸びている場合は予め刈っておきます。
  2. 散布後、1日以上雨が降らない日を選びます。
  3. 噴霧器、もしくはジョウロを用意します。
  4. 除草剤を水で希釈します(薄めます)。
  5. 除草剤を散布します。
  6. 1~2週間後に再度チェックし、枯れ残りがあれば再度除草剤を撒きます。

雑草が草丈1m以上の場合

草丈が長い場合

雑草は大きくなればなるほど生命力が強くなり、除草剤が効きにくくなります。中には、ススキやセイタカアワダチソウなど1mを越えて大きく育つ雑草もあります。草丈が大きくなると作業の邪魔になりますし、薬液が飛散してしまうので簡単に刈っておきましょう。

雨が降らない日を選ぶ

雨が降らない日を選ぶ

除草剤は雨が降ると流れてしまいます。除草剤散布から1日(24時間)は雨が降らない日を選びましょう。どうしても雨季に除草剤を撒きたいのであれば、雨に強いラウンドアップを使うと良いでしょう。

噴霧器、またはジョウロで散布する

噴霧器かジョウロを使って散布する

除草剤を散布するには噴霧器かジョウロを使用します。噴霧器は高価ですが、薬液を飛沫(泡)にして散布するため少量で良く効くようになります。また、泡にして飛ばすため、ツルツルした葉でも薬液が流れにくくなります。長い目で見れば除草剤を節約できます。広い土地を管理している方や、毎年除草剤を撒く方に向いています。

ジョウロは価格が安くて手軽なのが魅力です。しかし、噴霧器と比べて水の粒が大きいため、葉の上を滑ったりして無駄になる量が多いです。また、噴霧器と違って手にもって水を撒くため、体への負担が大きく、広い土地には向きません。あまり除草剤を撒かない方や、年に数回しか散布しない方はジョウロで良いでしょう。

水道水で除草剤を希釈する

水道水で除草剤を希釈する

除草剤のボトル裏面に書かれた倍率で希釈します。この時、薄くしすぎないように注意してください。薄くし過ぎると効果が弱くなり、雑草が枯れなくなります。心配ならちょっと濃いめに作ることをオススメします。

また、除草剤を希釈する際に濁った水(用水路の水、泥水)を使用しないでください。濁った水を使用すると除草剤が上手く撹拌せず、効果にムラが出てしまいます。

雑草の緑色の部分に除草剤を散布する

緑色の部分に除草剤をかけるようにする

除草剤を散布する際にもコツがあります。除草剤が茎や葉などの緑色の部分に直接かかるように散布してください。市販除草剤のほとんどは、土に落ちると除草効果が無くなります(土から根に吸収されない)。茶色い部分(幹になっているところ)も除草剤を吸収しません。

必ず、茎や葉などの緑色の部分にかけるようにしてください。




まとめ

  • 除草剤は「液剤」と「粒剤」があります。
  • 「液剤」が使いやすくてオススメ!
  • 一番オススメの除草剤はサンフーロンです。
  • 「希釈済み」除草剤は割高なのでやめましょう。
  • 雨が降りそうな日は除草剤散布をやめましょう。
  • 噴霧器は除草剤の節約になりますが、初期費用が割高です。
  • ジョウロは費用も安くて手軽に使えますが、水の粒が大きいので除草剤の節約になりません。
  • 茎や葉などの緑色の部分に除草剤がかかるように撒きましょう。

今回は除草剤の正しい使い方をご紹介しました。除草剤は用途に合わせて正しい物を選ばないと効果を発揮しないので注意しましょう。また、散布するのにもコツがあります。正しい方法で撒いて、除草剤を節約しましょう。

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