植木・庭木の手入れ

ブルーベリーの肥料は何が良い?施肥の時期はいつ頃?

2020年1月31日

ブルーベリーの肥料

ブルーベリーは実を楽しむ果樹です。実を付けるためには毎年沢山の肥料が必要になります。肥料を切らすと体力不足になり、翌年実が付かなくなるので注意しましょう。ブルーベリーの肥料は3月、6月、9月に施すのが効果的です。肥料の種類、施肥の時期などを解説します。

ブルーベリーの年間作業カレンダー

ブルーベリーの年間作業カレンダー

ブルーベリーは「庭植え」と「鉢植え」で管理方法、施肥方法が異なります。今回は両方の肥料のやり方をご紹介します。

肥料の時期

肥料を与える時期

3月

休眠から覚めたブルーベリーが発芽を始める時期です。3月上旬~中旬にかけて元肥を施します。1年の成長を左右する大事な肥料なので忘れずに施してください。1年間に与える肥料の60%を与えるイメージです。施肥量は後述します。緩効性の(ゆっくりと溶けだす)化成肥料が良いでしょう。

6月

果実が順調に大きくなる季節です。体力不足にならないように6月上旬に肥料を施しましょう。年間施肥量の20%を与えるイメージです。成木の場合は即効性の肥料でも良いですが、やはり緩効性の化成肥料が1番です。

7月

ブルーベリー収穫の時期です。実を付けて著しく体力を消耗しているのでお礼肥えを施しましょう。疲労回復の効果に加え、翌年の実の付き具合にも大きな影響があります。春先の休眠から覚めた直後の樹は前年に蓄えた栄養で成長を始めるので、前年から体力を付けておかなければいけません。年間施肥量の20%を与えるイメージになります。成木の場合は即効性の肥料でも良いですが、やはり緩効性の化成肥料が良いでしょう。

11月

積雪などで3月に肥料を撒けない寒冷地では11月上旬の肥料を元肥とします。3月と同様に、年間施肥量の60%を与えるイメージで、緩効性の化成肥料を施してください。翌年3月に施肥できる場合は不要です。

肥料の種類

肥料の種類

下記いずれかの肥料を使用してください。

  • 緩効性(ゆっくりと溶けだす)化成肥料。N-P-Kの各成分が8-8-8の物
  • 油かす、骨粉を3:1で混ぜた物
  • 市販のブルーベリー用肥料

化成肥料

施肥を手早く済ませたいなら緩効性の化成肥料が良いでしょう。N(チッソ)P(リン酸)K(カリ)の成分が8-8-8の物を選んでください。これは各成分が8%ずつ入っているという目安になります。化成肥料(人工的に成分調整された肥料)は基本的に溶けるのが早く、やり過ぎると根を傷める恐れがあるため、緩効性(ゆっくりと溶けだすもの)を選びましょう。また、鉢栽培で化成肥料を使用すると肥料焼けしやすい傾向があるので注意してください。

油かす、骨粉を混ぜたもの

化成肥料を使いたくない場合は有機肥料(自然由来の肥料)がオススメです。油かす、骨粉を3:1で混ぜた物が良いでしょう。化成肥料と違って微量要素(沢山は必要ないが植物の成長に欠かせない栄養素。欠乏すると生育不良になる)も含まれているため栄養バランスが良いのが特徴です。また、化成肥料と違ってゆっくりと溶けだすので根に負担をかけません。鉢植え向きです。

ブルーベリー専用肥料

肥料を選ぶのが面倒くさい!という方は市販のブルーベリー用肥料を使うのも良いでしょう。ブルーベリー用に調整されていますし、使い方も裏面に記載されているので失敗しません。

施肥量の目安

庭植えの施肥量

庭植えの施肥量目安

  • 肥料はチッソの含有量が8~10%程度として計算してあります。
  • 例えば、N-P-Kの含有量が8-8-8の場合は上記の量で大丈夫です。

鉢植えの施肥量

鉢植えの施肥量目安

  • 肥料はチッソの含有量が8~10%程度として計算してあります。
  • 例えば、N-P-Kの含有量が8-8-8の場合は上記の量で大丈夫です。

肥料のやり方

肥料のやり方

肥料は株元だけでなく、木の枝の広がりよりも大きく周りに散布してください(画像の赤い場所)。ブルーベリーの根は地上部よりも広がっていて、根の先端(細根)が最も効率良く栄養を吸収してくれます(根の広がった先に肥料を撒いてください)。逆に株元、幹の周りは太い根が張っているだけで栄養分の吸収はあまり良くないです。

肥料は地表にパラパラと撒いてください。ブルーベリーは根が浅いので、土を掘ってしまうと根を傷めます。速効性肥料の場合はマルチングの上から、緩効性肥料の場合はマルチングの下に撒くと良いでしょう。鉢植えの場合は、鉢の外周に固形肥料をぽんと置いてください。土に埋めると分解が早すぎて根を傷める恐れがあります。

樹が弱っている場合には

ブルーベリーの樹勢回復にニワユタカ

樹が弱っている場合にはニワユタカがオススメです。ニワユタカは樹木の必須栄養素7種類をバランス良く配合しています。水を吸い上げるチカラを向上、肥料を吸収するチカラを向上、免疫力を向上させて樹勢を回復させます。

よくある間違いなのですが、弱っている樹に市販肥料(チッソ、リン酸、カリ)を施すのは逆効果なのでやめましょう。市販肥料ではなく、活力剤を与えるのが1番効果的です。市販肥料は樹にとってご飯やパンのようなものであり、弱った樹に市販肥料を与えるのは病人に高カロリーな食事を与えるようなものです。最悪の場合、肥料焼けで枯れてしまうこともあります。弱っている樹には、剪定を控え、水やりに注意し、活力剤を与えて様子を見るのが1番です。病人に消化しやすい食事を与えて安静にさせるのと同じです。

活力剤ニワユタカは樹木の栄養バランスを総合的に整えて樹勢回復を回復させます。

※庭木用です。鉢植えには使用しないでください。

まとめ

  • ブルーベリーの肥料は3月、6月、7月に与えてください。
  • ゆっくりと溶けだすタイプの肥料がオススメです。
  • 選ぶのが面倒な場合はホームセンターなどで「ブルーベリーの肥料」と書かれている物を選びましょう。
  • 「庭植え」と「鉢植え」で肥料の施し方が変わるので注意しましょう。
  • 「鉢植え」の方が土が少なく影響が出やすいです。慎重に施肥してください。
  • 樹が弱っている場合に肥料を施すのは逆効果なのでやめましょう。
  • 樹勢回復には活力剤ニワユタカがオススメです。

ブルーベリーの樹勢回復にニワユタカ

※庭木用です。鉢植えには使用しないでください。

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kase01

加瀬

7年ほど造園資材、清掃資材の販売に携わっています。除草剤、苔駆除剤、植木肥料、消臭剤、清掃資材などをプロ目線でご紹介します。庭園管理士の資格所持。 【詳しいプロフィールはコチラ】

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