気づいたらお庭に大量発生するイシクラゲ。見た目の気持ち悪さに加えて、ヌルヌルしていて滑ってしまいそうで危ないですよね。「気持ち悪いし早く何とかしたい!」という方のためにイシクラゲの駆除方法をご紹介します。イシクラゲは非常に生命力が強いので「専用駆除剤」の使用がオススメです。
目次
イシクラゲ専用駆除剤「コケそうじ」が一番効きます!
イシクラゲの駆除方法はいろいろありますが、実際に試してみた中で一番効果があったのが「コケそうじ」です。そもそもイシクラゲは藻類の中でも特に生命力が強く、ほとんどの除草剤が効きません(雑草用除草剤、苔用除草剤もほとんど効きませんでした)。苔・藻には酢をかけると良いという話が昔からありますが、実際に試してみたところ正直微妙でした。そんな中唯一効果があったのがこの「コケそうじ」です。
「コケそうじ」はイシクラゲ専用駆除剤というだけあって、写真のようにイシクラゲを黄色く変色させて枯死させることができます。
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コケそうじを実際に撒いてみました
私の自宅にイシクラゲが生えていたので実際にコケそうじを撒いて駆除してみました。その様子をご紹介します。
庭に生えていたイシクラゲ
コチラが自宅の庭に生えていたイシクラゲです。見た目も汚らしいし、やっぱり気持ち悪いですね。手で取っても良いんですが、折角なのでコケそうじを撒いて効果を見てみることにします。
コケそうじの散布
今回は500mlのスプレータイプのコケそうじを撒いていきます。スプレータイプは既に希釈済みなのでそのまま撒けるのが嬉しいですね。
プシュッと散布します。
イシクラゲ全体がしっかりと浸かるようにたっぷり撒くのがポイントです。
コケそうじ散布後の様子
コケそうじ散布から数日後の様子です。写真で見てわかる通り、黄色く変色しています。ちゃんと枯れましたね!よかった!
効果を比較するために、左半分にはコケそうじを散布しませんでした。右側が今回散布した場所になります。黒々としたイシクラゲが黄色く変色しているのがハッキリわかります。
地面の上だと色の違いがわかりづらいので、拾ってきてコンクリートの上に並べてみました。右側が散布なしで、左側がコケそうじを散布したものです。写真で分かる通り、はっきりと変色しているのがわかります。
コケそうじを撒く際のポイント
実はコケそうじでバッチリ枯らすためにはいくつかポイントがあります。撒く際には下記の点にご注意ください
【コケそうじを撒く際のポイント】
- 乾燥状態のイシクラゲには散布せず、湿潤状態の時に散布してください(雨上がりの直後など)。
- イシクラゲは他の植物と違って表面がヌルヌルしていますので薬液が流れ落ちてしまいます。たっぷりと撒きましょう。
- 散布後24時間は雨が降らない日を選びましょう。撒いた後に雨が降ると薬液が流れてしまいます。
- 冬場は休眠状態になるため、薬液が効きにくくなります。
- 撒いてから一週間ほど待ってみて、変色が見られないようなら再度コケそうじを散布してください。
特に気を付けてほしいのが、乾燥状態は避けて、湿潤状態のイシクラゲに薬液を散布してほしいという点です。イシクラゲは乾燥時には休眠状態になり、代謝が著しく落ちます(薬液の成分を吸収しづらくなる)。そのため、乾燥時にコケそうじを撒いてもほとんど効果がありません。雨が降るとイシクラゲが目覚めて活動するようになりますので、雨上がりの直後に撒くのが理想的です。どうしても難しい場合はホースで水を撒いてから薬液を散布すると良いでしょう。
イシクラゲについてより詳しくはコチラ↓
その他のイシクラゲの枯らし方、駆除方法はどうなの?
昔試したことがある、コケそうじ以外の駆除方法も載せておきますね。
雑草用の除草剤【オススメではない】
市販されている雑草用の除草剤では全然枯れませんのでご注意ください。そもそもイシクラゲ(藻類)と雑草では体の作りが全く異なるため、薬の効きが全然違うんですね。雑草用の除草剤は人や動物に被害を出さないように、「植物だけ枯らす」ように作られてます。そのため、体の作りが全然違うイシクラゲには効かないんですね。
「除草剤を撒いたらイシクラゲは増えた」なんて話をたまに聞きますけど、これは半分合ってます。除草剤が雑草を枯らして、地表のライバルがいなくなった所にイシクラゲが増殖する、というのは結構ある事例なのです。
酢をまく【オススメではない】
昔から苔や藻には酢を撒くと良いと言われてきました。そこでイシクラゲにも酢を撒くと効くという話がありますが、効果がマチマチなのでオススメはしません。自分も何度か試してみましたが、枯れる場合と枯れない場合があります。
おそらく、酢が地面に浸透せず、イシクラゲにずっと浸かっている状態ならば枯れますが、そうでない場合は枯れません(コンクリート面では酢が浸透しないため地表にずっと残るが、裸地の上だと浸透してすぐ地下に流れてしまう)。
熱湯をまく【絶対にやらないで!】
熱湯をまくのはバーナーで焼いているのと同じなのでイシクラゲを枯らすことができます。ただし、イシクラゲにしっかりと熱が伝わらないと枯れないためたっぷりのお湯をまく必要があります。そうすると大量のお湯を用意する必要がありますし、そんなお湯を持って庭先に出るのは危険です。効率的ではありませんし、何より危険なのでオススメしません。というか絶対にやめておきましょう。お湯は除草剤よりもはるかに危険です。
手作業で取る【効果あり】
昔ながらの手法ですが、手作業でイシクラゲを除去するのは効果的です。湿潤状態のイシクラゲであれば比較的簡単に集めることができます(手は汚れてしまいますが…)。逆に乾燥状態だと地面にへばりついているため中々取れません。
ただし、やはり作業効率が悪いのと手間が大変なのが気になる所です。
「コケそうじ」にはよく似た姉妹品がありますのでご注意ください
コケそうじには二種類あり、「イシクラゲ用コケそうじ」と「ゼニゴケ用コケそうじ」があります。商品名がほぼ同じ(メーカーも同じ)なので間違えやすいのですが、今回使うのは「イシクラゲ用コケそうじ」です。
イシクラゲには「イシクラゲ専用コケそうじ」が良く効くので、間違えないようにしてください。
まとめ
今回はイシクラゲの枯らし方、駆除方法をご紹介しました。実際に自分で色々試してみましたが、一番良く効いたのはイシクラゲ専用駆除剤「コケそうじ」でした。撒いてから数日ほど黄色く変色して枯死させることができます。その他にも除草剤とか、酢とか、色々ありますが、イシクラゲは非常に生命力が強いためほとんど効きませんでした。
- イシクラゲには専用駆除剤「コケそうじ」が一番良く効きます!
- コケそうじを撒いてから数日でイシクラゲが黄色く枯死しました。
- コケそうじを撒くタイミングは雨上がり直後がオススメです!
- イシクラゲには雑草用の除草剤はほとんど効きません。
- イシクラゲには酢はほとんど効きません。
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