生ごみを投入するだけで肥料が作れるコンポスト、でも上手く使うには慣れが必要です。正しく使わないと生ゴミが腐敗し、悪臭を発するようになります。臭いだけならいいですがあまり酷いとハエ、蛆、ゴキブリなどが集まってきます。「生ゴミの水分をよく切ってから入れる」「魚や肉は入れない」など工夫しましょう。
目次
コンポストの悪臭対策
生ゴミの水をしっかりきって入れる
コンポスト内の水分が多いと生ゴミが腐敗します(発酵とは別です)。悪臭の原因になるので、生ゴミの水気をキチンと切ってから入れましょう。既にコンポスト内が湿っている場合は土と発酵促進剤を足してください。
魚、肉、豆などは避ける
魚、肉、豆は悪臭の原因になりやすいです。蛆虫の発生原因にもなるのでコンポストには入れないようにしましょう。コンポストに入れる生ゴミは野菜くず、果物の皮、卵の殻だけにしておきましょう。
土をかぶせる、発酵促進剤(ボカシ)を加える
生ゴミが露出していると臭いの原因になりますし、ハエが寄ってきて卵を産みます。生ゴミを入れたら必ず土を被せましょう。必要であれば発酵促進剤(ボカシなど)も加えてください。適度に切り返しをして空気を含ませるとより発酵しやすくなります。
とにかく悪臭を何とかしたい人は
コンポストの臭い消しにはニオワンダーがオススメ
今すぐ悪臭を何とかしたい人は有機消臭剤ニオワンダーがオススメです。ニオワンダーはバイオ(微生物)の力で悪臭を抑えます。腐敗臭やアンモニア臭に優れた効果を発揮するため、コンポストの臭い消しに最適です。
また、ニオワンダーはバイオ消臭剤なのでコンポスト内の肥料にも悪影響がありません。薬品を一切使用していないので、肥料をそのまま菜園に使用しても大丈夫です。
ニオワンダーの使い方
- 腐敗臭が発生したらニオワンダーを5~10倍に希釈して(水で薄めて)ジョウロで撒いてください。全体に行き渡るように満遍なく撒いてください。
- コンポスト内の水分が多い場合は5倍ほどの濃いめに希釈して撒いてください。水分が多いと腐敗の原因になります。
- 腐敗臭、アンモニア臭に優れた効果を発揮しますが、無機由来の臭い(香水や洗剤など)には効果がありません。微生物では分解できないためです。
なぜ臭いが消えるの?
生ゴミの臭いの原因はシュードモナス菌です。ニオワンダーは有用微生物の働きにより、悪臭原因菌を包み込んで臭いを抑えます。また、ニオワンダーの有用微生物が土中で増殖し、優勢になるため悪臭原因菌の発生・増殖を抑えます。
ニオワンダーは生ゴミ臭・アンモニア臭に優れた効果を発揮するため、ゴミ置き場の臭い消し、生鮮食品売り場の排水溝臭い消し、仮設トイレの臭い消し、堆肥場の臭い消しなどにも使用されています。
ニオワンダーはハエ、蛆、虫の発生を抑えます
コンポストに虫が寄ってくる原因は臭いです。腐敗臭に引き寄せられて虫が集まってきます(特にハエは臭いに強く引き寄せられます)。悪臭の発生を抑えることで、ハエ、蛆、ゴキブリなどの虫も防ぎます。
まとめ
- コンポストの発酵が正しく進んでいないと、腐敗して悪臭を放ちます。
- 水分が多いと腐りやすくなります。水をしっかり切ってから入れましょう。
- 魚、肉、豆などは腐敗しやすいので入れないようにしましょう。
- 生ごみを入れたら土をかぶせると臭いが少なくなります。
- 適度に発酵促進剤(ボカシなど)も入れましょう。
- コンポストの臭い消しにはニオワンダーがオススメです。
- 悪臭を抑えることで虫も少なくなります。