「松の葉先が黄色く変色している…」「茶色くなってしまった…」「葉が萎びている…」葉色が変わるのは松の不調のサインです。できるだけ早く対策しましょう。放っておくと健康状態が悪くなり、第2、第3の病害虫被害が出てしまいます。(弱っている松は免疫力が低下するので、複合的に病害虫被害にあいやすくなります)
松の葉が黄色くなる原因
松の葉が黄色くなる原因は様々です。
- 病気(赤斑葉枯病、すす葉枯病、葉ふるい病など)
- 害虫被害(ハダニ、カイガラムシ、アブラムシなど)
- 大気汚染(工場からの煙、排気ガス、野焼きの煙など)
- 肥料不足
- 微量要素欠乏
- 根の障害(養分を吸収できない)
- 踏み固めによる酸素不足
- 除草剤の撒きすぎ
- マツノザイセンチュウ(松枯れ)
葉が変色する原因は非常に多く、素人が見極めるのは難しいです。しかし、弱っていることに間違いないので、放っておくとさらなる病害虫に侵される恐れがあります。
最も確実な対策方法は施肥・土壌改良により樹木を元気にし、免疫力を高めることです。病気にかかりづらくなりますし、松ヤニを沢山出して害虫を寄せ付けなくなります。
マツノザイセンチュウに注意!
最も気を付けなければいけないのがマツノザイセンチュウです。「松枯れ」や「マツクイムシ」とも呼ばれます。マツノザイセンチュウは非常に小さい線虫で、カミキリムシを媒介に松の体内に侵入します。松の内部で線虫が増殖し、水の通り道(木の血管のようなものです)を塞ぐことで松枯れを引き起こします。症状が出るころには手遅れになっていることが多く、数か月で急激に枯れてしまいます。気づいたころには手遅れになっているのがこの害虫の恐ろしい所です。
被害を抑えるにはカミキリムシを寄せ付けないようにするしかないのですが、樹勢の弱った松は特に狙われやすく食害されやすいので注意しましょう。松は通常、松ヤニを分泌して害虫から身を守るのですが、弱った松は松ヤニが出なくなります。
松の黄化を治す方法
松の黄化を治すならニワユタカ肥料セットがオススメです。補助肥料+栄養肥料のセットになっているため、肥料分を効率良く吸収させることができます。また、樹木の必須栄養素10種 (チッソ、リン酸、カリ、モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸) を配合してるため、栄養バランスを総合的に整えます。
※庭木用ですので、鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。
ニワユタカの使用事例
ニワユタカ肥料セットで実際に樹勢を回復した例をご紹介します。
五葉松の樹勢回復
土壌がアルカリ性に偏り、五葉松の元気が無くなっていましたがニワユタカ肥料セットを与えたところ樹勢が回復しました。松は酸性土壌を好むのですが、ニワユタカで土壌が中性~酸性に変化しました。
ツツジの施工事例
ツツジへの施工事例です。ニワユタカ肥料セットを使用したところ、株が元気になり花芽が沢山付きました。
まとめ
- 松の葉が黄色くなるのは不調のサイン!早めに対策しましょう。
- 不調の松を放っておくと免疫力が低下し、複合的に色々な病害虫に侵されてしまいます。
- しかし、松が不調になる原因は「病害虫」「カビ」「栄養不足」「水不足」「踏み固めによる酸素不足」「排気ガス」など多岐に渡り、素人が特定するのは難しいです。
- そんな場合は土壌改良と施肥で樹木活性させるのがオススメです。木が元気になれば免疫力が高まり、総合的に外部からの影響に強くなります。
- ニワユタカ肥料セットがオススメです。
※庭木用ですので、鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。