「炭を大量に作ってみたいんだけど、ネットに情報が無い…」「大きな穴を掘って焼き窯を作るのは大変…」炭作りって難しそうに見えますよね。でも実は、簡単に作ることができるんです。簡単に、かつ大量に作りたい場合には「無煙炭化器」がオススメです。
目次
炭作りには「無煙炭化器」
炭を作るなら「無煙炭化器」がオススメです。何より使い方が簡単ですし、時間をかけずに&大量に炭を作ることができます(容器がいっぱいになるまで炭を焼いて30分~45分ぐらいです)。すり鉢状で底部に穴が空いたような単純な構造になっていますが、熱が伝わりやすい構造なのです。
【無煙炭化器の特徴】
- 特殊構造で煙が出ません。
- 庭先で簡単に炭が作れます。
- 高温で一気に燃やすため、30~45分で炭が作れます。
「無煙炭化器」の特徴は何といっても煙が出ないこと、そして短時間(30~45分)で炭を作れることです。煙が出ないのでご近所の迷惑になりませんし、短時間で大量の炭を作ることができます。
非常に使い勝手が良いため、竹林整備、森林組合、市町村、行政などでも多数導入されています(累計販売数1万台を突破しています。)
【無煙炭化器の規格】
商品ページ | 品名 | 容量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
無煙炭化器 M50サイズ【送料無料】 | 565×210mm 家庭用 (35リットル) 1.8kg |
27,500円 | |
無煙炭化器 M100サイズ | 980×340mm 農家用 (167リットル) 7.2kg |
66,330円 | |
無煙炭化器 M150サイズ | 1480×450mm 竹林整備用 (533リットル) 16.6kg |
152,460円 |
【関連】無煙炭化器カタログ(メーカーHP内のもの)
無煙炭化器使用の様子
「無煙炭化器」使用の様子を写真付きでご紹介します。
用意するもの
- 無煙炭化器
- 木材(よく乾燥させた物)
- 火かき棒
- 軍手
- ダンボールの切れ端
- 消火用のホース、バケツ
用意するものはこれだけです。無煙炭化器以外は特別な物は必要ありません。ただし、木片は十分に乾燥させた物を使用してください。木材に水分が残っていると燃えにくくなりますし、煙が出やすくなります。
無煙炭化器では剪定枝、竹、もみがら、木材(太さ5cm未満)を燃やすことができます。木材があまりにも太いと内部まで炭化させるのに時間がかかるので太さ5cm未満の物が望ましいです。
また、竹はそのまま焼くと内部の空気が膨張して破裂するので、縦に割るか節ごとに割れ目を入れてください。十分に乾燥させた竹を使用してください。
炭作り
「無煙炭化器」を地面にセットします。大きな火柱が上がるので、火災の心配の無い十分に広い場所に設置してください。平らな土の上が望ましいです。底部に隙間があると空気が入ってしまうので、地面に押し込むようにねじりながら置きましょう。
コンクリート面に置くこともできますが、炭で表面が真っ黒になってしまうので気になる方は耐火レンガなどを下に敷いてください。アスファルト面では使用しないでください、燃えてしまいます。
ダンボールの切れ端を入れて火を点けます(ダンボールは燃えやすいのでオススメです)。
木片や竹を投入します。火が弱いうちは少量の煙が出ます。空気が入るように木片を置きましょう。
火の勢いが十分強くなると煙が出なくなります。炭焼き器は特殊構造で火が燃えやすく、写真のように大きな火柱が上がりますので、作業時は注意しましょう。
炭化が進むと写真のように火が小さくなります。まだ火が残っている部分は炭化が終わっていない木材です。あまり時間をかけすぎると上部から灰になってしまう(白くなる)ので、いつまでも燃えている木材は取り除きます。
全体をかき混ぜて、内部が黒くなっている(炭化している)のを確認します。ここまでおよそ30分ほどです。
最後に消火します。炭が濡れても構わないのであれば、水をかけて消火するのがオススメです。(炭が濡れると火が付きにくくなります。再度使用するには十分に乾かす必要があります。)
水をかけると大量の湯気が出ます。湯気が出なくなるまでたっぷりの水をかけましょう。炭は火が残りやすいので、時間をおいて繰り返し水をかけます。しっかりと火が消えたのを確認してください。水を使うと約15分ほどで消火できます。
炭を濡らしたくない場合は酸欠にして消火します。ドラム缶などの燃えない容器に詰め、蓋をして密閉します。このまま1日放置して火が消えるのを待ちます。翌日ドラム缶を触り、全体が十分に冷たくなっているのを確認してください。炭は火が残りやすいので、消火をしっかりと確認してください。
出来上がった炭の様子です。水で消火すればおよそ45分ほどで容器1杯分の炭を作ることができます。炭は火が付きやすいので布の袋(燃えやすい容器)に入れて保管しないでください。また、近くに燃えやすい物を置かないでください。
動画で確認したい方はコチラ
動画で確認したい方はコチラ。
なぜ煙が出ないの?
煙の出ない秘密は特殊構造にあります。容器の縁で渦を巻くように空気が発生するため、炎が内側に引き込まれます。未燃焼ガス(煙)が一緒に引き込まれ、完全燃焼するので煙が出なくなります。またステンレス板で熱が反射され、容器内の温度は800~900度の高温になります。高温で一気に焼くことで煙が少なります。
容器の底部は酸欠状態になるため、木材が蒸し焼きになり炭化が進みます。これが短時間で炭が出来上がる秘密です。
大量の炭作りの様子
実際に「無煙炭化器」を使って大量の炭作りをしている様子をご紹介します。無煙炭化器は全国の市町村、行政、森林組合などで導入されています。
竹林整備
竹林整備で出る大量の廃棄竹を使って炭を作っている様子です。何百本という竹を処分するため、大型の無煙炭化器を使用しています。出来上がった竹炭は農業用の土壌改良材として再利用します。
剪定枝の処分
果樹園農家より出る、梨の剪定枝を使って炭作りをしている様子です。コチラも大型の無煙炭化器を使用しています。毎年大量の剪定枝が出るためゴミの処分に困っていましたが、炭焼きすることで再利用できるようになりました。炭は農地に混ぜると優れた土壌改良材となるため、細かく砕いて果樹の根元の土に混ぜて再利用しています。
まとめ
- 炭を手軽に、大量に作るなら「無煙炭化器」がオススメです。
- 1回に30~45分で容器1杯分の炭を作れます。
- 煙が出ないのでご近所の迷惑になりません。
- 庭先で簡単に炭が作れます。
今回は簡単&大量に炭を作る方法をご紹介しました。ずばり「無煙炭化器」がオススメです。この炭焼き器は竹林整備、森林組合、市町村、行政などで多数導入されています。大量の木片を処分する目的で使用され、短時間で沢山の炭を作ることができます。
商品ページ | 品名 | 容量 | 価格(税込) |
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無煙炭化器 M50サイズ【送料無料】 | 565×210mm 家庭用 (35リットル) 1.8kg |
27,500円 | |
無煙炭化器 M100サイズ | 980×340mm 農家用 (167リットル) 7.2kg |
66,330円 | |
無煙炭化器 M150サイズ | 1480×450mm 竹林整備用 (533リットル) 16.6kg |
152,460円 |