アジサイのおすすめ肥料を教えて!施肥の時期はいつ頃が良い?

アジサイのおすすめ肥料

アジサイは代表的な庭木の1つです。管理が簡単で、放っておいても毎年花が咲きます。ただし、全体的に色が薄くなってきたり、黄色く変色しだしたら肥料不足のサインです。今回はアジサイにおすすめの肥料をご紹介します。花の色を変えたい場合は、色に応じた肥料もあるので使い分けましょう。




年間作業カレンダー

年間作業カレンダー

アジサイの年間作業カレンダーです。開花期を長めにとってありますが、これは品種により時期が変わるためです。肥料、剪定は花が終わった直後に行ってください。

アジサイの肥料の時期

肥料の時期

1~2月

寒肥の時期です。この時期はアジサイが休眠状態に入るので、肥料を多めに上げても影響が出にくいです。冬にあげた肥料が時間をかけて溶けだし、春先に効果を発揮します。1年の成長を左右する大事な肥料なので忘れずにあげましょう。

【施肥量の目安】※骨粉、油かすの場合

  • 庭植え(植えてから5年目の成木):100g
  • 鉢植え5号鉢:5~6gずつ、2~3回に分けて施肥。
  • 鉢植え6号鉢:10gずつ、2~3回に分けて施肥。

5~8月

花後のお礼肥えを施しましょう。花を付けてくれたお礼に肥料をあげることから「お礼肥え」と呼ばれています。アジサイが花を咲かせるには沢山のエネルギーを使います、お礼肥えで疲労を回復させてあげましょう。また、花後に花芽(翌年咲く分)が付き始めますので、この時期の肥料は重要です。

アジサイは品種によって開花時期が様々なので5~8月と書いていますが、花が終わったら1月以内にお礼肥えを与えてください。あまり遅いと花芽分化が終わってしまいます。

【施肥量の目安】※骨粉、油かすの場合

  • 庭植え(植えてから5年目の成木):50g
  • 鉢植え5号鉢:5~6gずつ、1~2回に分けて施肥。
  • 鉢植え6号鉢:10gずつ、1~2回に分けて施肥。

アジサイの肥料の種類

肥料の種類

どんな品種にも使える肥料

  • 油かす、骨粉を7:3で混ぜたもの
  • 発酵油かすの固形肥料(ペレット)

最もオススメなのは油かす、骨粉を7:3で混ぜた物です。栄養分のバランスが良く、ほとんど全ての庭木に使うことができます。アジサイだけでなく、他の庭木もこれ1つでOKです。混ぜるのが面倒な方は発酵油かすの固形肥料が良いでしょう。園芸店などでペレット状の物が販売されています。これらは有機肥料と呼ばれ、植物に優しいのであげすぎても大丈夫です。自然に優しく、溶け方がゆっくりで、栄養バランスが良いのが特徴です。ただし臭いがきつく、虫が集まりやすいのが欠点です。

赤花用の肥料

JOYアグリス 赤アジサイの肥料 600g

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アジサイを赤色にしたい場合は赤色専用の肥料を施してください。ご存知の通り、アジサイは土壌酸度がアルカリ性に偏ると赤色になります。寒肥、お礼肥えに赤花用の肥料を使用し、さらに5月ごろに苦土石灰を1株あたり1握り撒いてください。ただし、日本の土壌は弱酸性よりなので赤色にするのは難しいです。

青花用の肥料

JOYアグリス JOY AGRIS 青アジサイの肥料 500g

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アジサイを青色にしたい場合は青色専用の肥料を施してください。アジサイは土壌酸度が酸性に偏ると青色になります。寒肥に青花用肥料を施し、さらに硫酸カリ、または硫安を1株あたり1握り施します。お礼肥えは青花用肥料だけを施してください。

肥料のやり方

肥料のやり方

肥料はパラパラと撒いても良いですが、図のようにアジサイの樹冠に沿って地面を掘って土と混ぜて埋めるとより効果的です。樹木は根の先から最も効率良く肥料分を吸収しますが、根の先端は樹冠と同じ大きさまで成長するため、図の赤い部分が最適なのです。

肥料を撒くだけだと根が地表に上がって来てしまうため、10cmほど掘って土と混ぜて埋めるのがオススメです。

アジサイが弱っている場合は

ツチトコセット

弱ったアジサイの樹勢回復には活力剤ツチトコセットがおすすめです。植物にとって欠かせない7種の必須栄養を配合しているため、栄養バランスを総合的に整えて樹勢を回復させます。

勘違いされがちですが、弱った樹木に肥料をあげるのは逆効果です。肥料は人間に例えるとご飯やパンのようなものですから、病人に高カロリーな食事を与えているような状態です。根が弱っているので下手をすると肥料焼けしてさらに弱ってしまいます。弱っている樹木は剪定を控え、活力剤を与え、水の状態(水不足、または水のやりすぎ)をよく観察するのが1番効果的です。

ツチトコセットは一般的な肥料には含まれていない7種の微量要素を配合しています。水を吸い上げるチカラ、肥料を吸収するチカラ、免疫力を向上させて樹勢を回復します。

(※庭木専用肥料なので、鉢植えには使用しないでください。)

アジサイの育て方Q&A

アジサイの花が咲かない

質問
昨年までは花が咲いていたのに、今年から咲かなくなりました。弱っているんでしょうか?
解答
剪定時期の失敗が考えられます。アジサイは花が終わった直後に新しい花芽が付き始め、これが翌年の花になります。8月以降に剪定して花芽を落としてしまうと、翌年に花が咲かなくなります。剪定は花が終わった直後、次の新しい花芽が付くまでの間に済ませましょう。また、今年花が咲かなかった枝は来年の開花枝になるので残しておきましょう。

アジサイを赤くしたい

質問
アジサイの花を赤色にしたいのですがどうすれば良いでしょうか?
解答
アルカリ性の土壌で育てると赤色の花が付きますが、日本の土壌は基本的に弱酸性なので難しいです。赤花用肥料を施すか、苦土石灰を萌芽前と開花前の5月ごろ、1株あたり1握り施しましょう。

元々赤い花を付ける品種は、日光に当てると良く発色します。日当たりの良い場所に植えましょう。

アジサイを青くしたい

質問
アジサイの花が濁ったような色になります。綺麗な青色にするにはどうすれば良いでしょうか?
解答
酸度無調整のピートモスを休眠期の株の周囲にすき込みましょう。青花用肥料を使い、硫酸カリ、硫安などの酸性肥料を1株あたり1握りずつ施します。

同じ場所なのに色々な色のアジサイがある

質問
アジサイは酸度によって色が変わるといいますが、同じ場所に色々な色が見られます。これは何故でしょうか?
解答
同じ場所と言っても土壌の性質は微妙に異なります。土壌酸度が均一ではないのはよくあることなので、色が同じにならないケースも多いです。また、花色は土壌だけでなく、品種や日照時間によっても変化します。

まとめ

  • アジサイは「冬の寒肥」「花後のお礼肥え」年2回肥料を施しましょう。
  • 基本的には油かす、骨粉を7:3で混ぜた物がオススメです。
  • アジサイを赤くしたい場合は赤花用肥料を、青くしたい場合は青花用肥料を使用してください。
  • アジサイが弱ってしまった場合は水の様子(水不足、またはやりすぎ)を見て、剪定を控え、活力剤を与えるのが効果的です。
  • 弱っている時に肥料を与えるのは逆効果なので控えましょう。
  • 弱ったアジサイには活力剤ツチトコセットがおすすめです。

ツチトコセット

(※庭木用なので鉢植えには使用しないでください。)