ハナミズキのオススメ肥料を教えて!施肥の時期はいつがいい?

ハナミズキと言えば花の見事な花木として有名です。しかし、花を咲かせるには沢山のエネルギーが必要です。毎年肥料をあげないとすぐに体力が無くなって花が咲かなくなります。今回はハナミズキの適切な肥料の与え方、オススメの種類、施肥の時期について解説します。




ハナミズキの年間作業カレンダー

ハナミズキ肥料

ハナミズキは「庭植え」と「鉢植え」の2つの育て方があります。それぞれの施肥方法についてご紹介します。

庭植えハナミズキの肥料

庭植えの肥料

肥料をあげる時に注意しなければならないのが「肥料不足」もしくは「肥料のやりすぎ」です。庭植えは少しぐらい大雑把に肥料を与えても大丈夫です。土が多いため、肥料分が周囲に分散するためです。鉢植えと比べてそこまで神経質になる必要はありません。

肥料を与える時期

12月

施肥に最適な時期です。元肥(1年の成長を決める、元になる肥料)を与えましょう。発酵済みの牛糞、油かす、化成肥料(N-P-K:8-8-8のもの)がオススメです。12~3月までの間に1回元肥を与えること。

1月

12月に元肥をあげていない場合は与えても良いです。ただし、寒冷地や北国では土が凍ってしまうため無理に作業する必要はありません。2月中旬まで待っても大丈夫です。

2月

12~1月に元肥をあげていない場合は作業しておきましょう。

3月

12~2月に元肥をあげていない場合は3月中旬までに作業しておきましょう。下旬以降は開花しはじめるので施肥を控えます。開花時期の肥料は花付きに影響するのでやめましょう。

5月

冬の間に元肥をあげていなかった場合は花後に施肥しましょう。これをお礼肥といいます(花が咲いてくれたことに感謝して肥料を撒くことからお礼肥と呼ばれています)。なるべく吸収のはやい化成肥料(N-P-K:8-8-8)が良いでしょう。1平方メートルあたり50gを撒いて土にすき込んでください。冬の間に肥料をあげている場合は不要です。

肥料の種類

  • 牛糞(発酵済みの物):1平方メートルあたり1リットルを撒く
  • 油かす(発酵済みの物):1平方メートルあたり1リットルを撒く
  • 化成肥料(N-P-K:8-8-8):1平方メートルあたり50gを撒く

牛糞、または油かすのような有機肥料(自然由来の物)がオススメです。ゆっくりと効くので樹木に負担をかけませんし、化成肥料(人工肥料)と違って栄養分が偏りにくいです。有機肥料は肥料分以外にもさまざまな微量要素を含んでいるので栄養バランスが良いです。ただし、必ず発酵済みの物を選びましょう。未発酵だと臭いがキツいですし、植物に悪影響与えるばい菌も多いです。

有機肥料が面倒という方は化成肥料(N-P-Kの比率が8-8-8)でも大丈夫です。手軽に手に入りますし、有機肥料と比べて少量でも良く効くのが特徴です。ただし、同じものを何年も与え続けると栄養が偏り生育不良になるので注意してください。

花が咲かない、樹が弱っている

ツチトコセット

「花が咲かない」「樹が弱っている」そんな場合は活力剤ツチトコセットがオススメです。ツチトコセットは樹木に必要不可欠な必須栄養素7種類が含まれており、栄養バランスを整えることで樹勢を回復します。

「もともと土壌が悪い」「毎年同じ肥料ばかりあげている」と栄養バランスが偏り生育不良になっていしまいます。市販の肥料のほとんどはN(チッソ)P(リン酸)K(カリ)に栄養が偏っており、こればかり与えるのはよろしくないです。これらは植物にとってパンやご飯の様な物です。炭水化物だけで長年生活していたら不調になりますよね?植物も同じなのです。

ツチトコセットは植物に必要不可欠な7種の栄養( モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸)をバランス良く配合しており、樹木の体調を総合的に整えます。水を吸うチカラ、肥料を吸うチカラを強くして「花芽増加」「樹勢回復」に繋げます。

(※肥料成分が強いので鉢植えには使用しないでください)

【関連】ハナミズキの花が咲かない時の対処法

肥料を与える場所

肥料を与える場所

樹木は根の先端が1番効率良く肥料分を吸収してくれます。根の先端は樹冠(葉が茂っている所)と同じぐらいまで成長するので、画像の赤い場所を参考にして肥料を撒きましょう。

表面に肥料をパラパラ撒くと根が地表に上がってきて浅くなってしまうので、10~20cmほど掘って埋めると良いでしょう。肥料は1か所にまとめず、満遍なく散らばるように埋めてください。

鉢植えハナミズキの肥料

鉢植えの肥料

鉢植えは土が少ないため、肥料のやり過ぎに注意しましょう。肥料濃度が高すぎると弱ってしまい、最悪の場合枯れてしまいます。栽培に慣れていない方は最初は肥料を少なめにして様子を見ましょう。

肥料を与える時期

12月

元肥の季節です。発酵済みの油かすと骨粉を8:2の割合で混ぜて団子状にします。小粒の梅干ぐらいの大きさに丸め、置き肥として使います。6~7号鉢で4~5個、8~10号鉢で6~7個置きます。

用意するのが難しい場合は市販の化成肥料(緩効性)でも大丈夫です。N-P-Kの3要素が等量の物を選びましょう。使用量に関してはパッケージ説明欄に書かれている物を参考にしてください。

1月

まだ元肥をあげていない場合は上記と同じように与えます。元肥は12~2月の間に1回与えてください。

2月

まだ元肥をあげていない場合は上記と同じように与えます。元肥は12~2月の間に1回与えてください。

5月

お礼肥の季節です。花後に肥料を与えましょう。肥料は元肥と同じで大丈夫です。油かすと骨粉を8:2で団子状に練った物か、N-P-Kの3要素が等量の化成肥料を使いましょう。6~7号鉢で4~5個、8~10号鉢で6~7個置きます。

9月

追肥の季節です。庭植えと違って、鉢は土の量が限られているため次第に肥料不足になってしまいます。花芽の成長に備えて秋に施肥をしましょう。油かすと骨粉を8:2で団子状に練った物か、N-P-Kの3要素が等量の化成肥料を使いましょう。6~7号鉢で4~5個、8~10号鉢で6~7個置きます。

肥料の種類

  • 油かすと骨粉を8:2で混ぜ、水で団子状にしたもの。
  • N-P-Kの3要素が等量の化成肥料。緩効性のもの。

肥料は油かす、骨粉といった有機肥料がオススメです。肥料成分以外にも植物の成長に欠かせない微量要素が含まれているためです。また、自然由来の肥料なので植物に優しいのも特徴です。ただし臭いがキツイのでそこだけ注意が必要です。

肥料を混ぜるのが面倒という方は化成肥料でも大丈夫です。N-P-Kの3要素が等量の物を使用しましょう。使用料はパッケージ説明欄に書かれている物を参考にしてください。緩効性(ゆっくりと溶けだすもの)を使用してください。

まとめ

  • ハナミズキは花を咲かせるために沢山のエネルギーを使います。
  • 毎年肥料をあげないと体力が無くなって花が咲かなくなります。
  • 庭植えは多少大雑把に肥料をあげても大丈夫です。
  • 鉢植えは土が少ないため、肥料は慎重にあげてください。
  • 「花が咲かない」「樹が弱っている」という場合は活力剤ツチトコセットがオススメです。

ツチトコセット

(※肥料成分が強いので鉢植えには使用しないでください)