ツツジのおすすめ肥料を教えて!施肥の時期はいつがいい?

ツツジ 肥料

ツツジと言えば綺麗な花ですが、肥料を与えないと花が咲かなくなるので注意しましょう。ツツジが花を咲かせるには沢山のエネルギーが必要になり、毎年肥料を与えないと体力が無くなり花が咲かなくなってしまいます。肥料は冬、花後、秋の3回が良いでしょう。今回はツツジの肥料のやり方を解説します。




年間作業カレンダー

ツツジの年間作業カレンダー

ツツジは「庭植え」と「鉢植え」で管理方法が異なります。両方の肥料のやり方について解説します。

庭植えツツジの肥料

庭植えの肥料について

「庭植え」の場合はある程度大雑把に肥料をあげても大丈夫です。肥料が多すぎても自然と薄まりますし、逆に肥料が少なくても周囲の土から流れてくるからです。肥料をあげなくても枯れはしませんが、栄養不足で花が咲かなくなることがあるので注意しましょう。

肥料を与える時期

1月

寒肥(かんごえ)を施しましょう。冬はツツジが休眠期に入るため肥料焼けの心配がありませんし、肥料分が分解されて春先に栄養が行きわたるので効果的です。1年の成長を決める大事な肥料なので必ずあげましょう。

油かすと骨粉を8:2の割合で混ぜた物がオススメです。1平方メートルあたり、30gほど撒きましょう。5cmほど土を掘って肥料をすき込むと効果的です。

2月

1月に肥料を与えていない場合は、上記の通り作業してください。

5月

花が終わったらお礼肥を与えます。花が咲いた後にお礼の意味をこめて肥料を与えることからお礼肥と呼ばれています。花を咲かせた後のツツジは体力を使い疲労状態なので、肥料をあげて栄養補給させてあげましょう。油かすと骨粉を8:2で混ぜ、1平方メートルあたり15gを撒いてください。

6月

5月に肥料を与えていない場合は、上記の通り作業してください。

9月

秋は気候が落ち着き株が成長する季節です。花芽(翌春に咲くもの)も発達するのでしっかり肥料を効かせましょう。油かすと骨粉を8:2で混ぜ、1平方メートルあたり15gを撒いてください。

肥料の種類

  • 油かすと骨粉を8:2で混ぜた物
  • 化成肥料(N-P-Kの成分が8-8-8のもの)

肥料は基本的に有機肥料がオススメです。中でも油かすと骨粉を8:2で混ぜた物が良いでしょう。骨粉はリン酸を多く含むため、花芽の発達に効果的です。混ぜるのが面倒な方は油かすだけでも大丈夫です。油かすは必ず発酵済みの物を選んでください。未発酵の物は悪臭がしますし、時期によっては虫も湧きます。雑菌も多いので根が微生物感染する恐れがあります。

有機肥料が手に入らない方、臭いが気になる方は化成肥料でも大丈夫です。N-P-Kは8-8-8のものが扱いやすいです。ただし、油かすよりも肥料成分が強いので少なめに撒いてください。また、油かすよりも栄養分が偏りやすいので、何年もこればかり与えるのは避けましょう。(栄養が偏り、生育不良になる場合があります)

花が咲かない、樹が弱っている場合

ツチトコセット

「ツツジの花が咲かない…」「樹が弱っている…」そんな場合には活力剤ツチトコセットがオススメです。樹木に成長に欠かせない栄養素7種類をバランス良く配合しているため、樹の体調を総合的に整えます。

樹木の調子が悪い時に肥料を与えるのは実は逆効果です。肥料はごはんのような物なので、病気の人に高カロリーな食事を出しているような状態です。最悪の場合さらに弱ってしまうこともあるので肥料のやりすぎには注意しましょう。樹勢を回復するには環境改善、土壌改良、活力剤などが効果的です。

ツチトコセットは樹木の生長に欠かせない7種の栄養素(モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸)を含んでいるため、総合的に栄養バランスを整えることができます。水を吸い上げるチカラ、肥料を吸収するチカラをアップさせ「花芽増加」「樹勢回復」に繋げます。

(※鉢植えには使用しないでください。)

【関連】ツツジの花が咲かない場合の対処法

肥料をあげる場所

肥料をあげる場所

画像の赤い場所に沿って深さ5~10cmほど穴を掘り、土と混ぜながら肥料を埋めると良いでしょう。肥料は樹木の根の先から最も効率良く吸収されます。根の先は丁度樹冠(葉が茂っている部分)の先に来るように成長するので、樹冠に沿って施肥するのが効果的です。肥料をパラパラと撒くと根が地表に上がって来て浅くなってしまうので、できれば5~10cmほど穴を掘って肥料を埋めましょう。

鉢植えツツジの肥料

鉢植えの肥料

鉢植えは土が少ないため、肥料の影響を強く受けます。特に気を付けなければいけないのが肥料のやり過ぎです。肥料分が多くなると肥料焼けしてしまう(根が傷んでしまう)ので、慎重に与えましょう。栽培に慣れていない方は、最初は少なめで徐々に増やしましょう。

肥料を与える時期

3月

花が咲くまでに素早く肥料を吸収させたいので液肥を与えましょう。使用量は商品によって違うので、パッケージ説明欄を良く読んで使用してください。開花中に肥料が残っていると花もちが悪くなるので固形肥料は使わないようにしましょう。

5月

花後のお礼肥を与えましょう。油かすと骨粉を8:2で混ぜた物を用意し、5号鉢なら茶さじ2杯分、6号鉢なら茶さじ3杯分、7号鉢なら茶さじ4杯分を施しましょう。

6月

5月に肥料を与えていない場合は、上記の通り作業してください。

9月

秋は株が充実し、花芽が育つので肥料をあげましょう。油かすと骨粉を8:2で混ぜた物を用意し、5号鉢なら茶さじ2杯分、6号鉢なら茶さじ3杯分、7号鉢なら茶さじ4杯分を施しましょう。

肥料の種類

  • 油かすと骨粉を8:2で混ぜた物
  • 液肥

庭植えと同じく、油かすと骨粉を8:2で混ぜた物がオススメです。茶さじで1杯ずつとり、偏らないように満遍なく施肥してください。固形の化成肥料はできるだけ使わない方が望ましいです。特に野菜用の溶けるのが早い肥料は避けましょう。肥料焼けする恐れがあります。どうしても油かす、骨粉が手に入らない場合は緩効性(ゆっくりと溶けだすもの)の化成肥料を使用してください。

春先なら液肥を使用しても良いでしょう。液肥は肥料成分が薄いですが、吸収が早いのが特徴です。開花中に肥料分が残っていると花もちが悪くなるので、花前に液肥で素早く吸収させます。

まとめ

  • ツツジは花を咲かせるために沢山のエネルギーを必要とします。
  • 肥料をあげないと体力が無くなり、翌春から花が咲かなくなります。
  • 庭植えの場合はある程度大雑把に肥料をあげても大丈夫です。
  • 鉢植えの場合は土が少ないため、慎重に肥料をあげましょう。
  • 「花芽が少ない」「樹が弱っている」時には、ツチトコセットがおすすめです。

(※鉢植えには使用しないでください。)