お庭に生えるコケの中でも最もメジャーなのがギンゴケです。道端や駐車場、アスファルトの上でよく見かけるんじゃないんでしょうか。そんなギンゴケですが、放っておくとびっしり一面を覆ってしまって本当に厄介…。コチラのページではギンゴケの駆除方法を検証してまとめてみました!ギンゴケにお悩みの方は是非参考にしてみてください。
ギンゴケの基礎知識
そもそもギンゴケとは一体どんな植物なんでしょうか?ギンゴケは苔類の中でも珍しく日光を好む種類で、日陰よりは日向に繁殖する傾向があります。そのため、他の苔よりも広範囲で多く見られるのが特徴です。庭の隅、排水溝の近く、アスファルトの上、田んぼ、畑、駐車場などどこにでも生えてくるため駆除が厄介な苔でもあります。ギンゴケについて詳しくは上記の記事をご確認ください!
ギンゴケの駆除方法
【オススメ!】枯らすなら苔専用除草剤コケそうじ
ギンゴケを枯らすなら「ゼニゴケ専用除草剤コケそうじ」がオススメです。ゼニゴケ専用と書かれていますが、ギンゴケにも良く効きます。苔専用除草剤というのはいくつも種類があるのですが、色々試してみたなかで「コケそうじ」が一番効果があり、しかも即効性がありました。(「コケそうじは」だと約3日ほどで枯れるのですが、他社製品だと枯れるまで一週間~二週間かかるものもありました)
普通の除草剤は効きません
●ギンゴケは除草剤じゃ枯れない!?使い方間違っていませんか?
実はギンゴケには普通の除草剤が全く効かないのです。なぜなら苔類は雑草とは体の構造が全く異なる(より単純で過酷な環境に強い)ため、普通の除草剤を撒いても全然枯れないのです。それどころか、ライバルとなる植物が枯れてしまうのでギンゴケが増えてしまうことすらあります。コチラの記事では実際に除草剤を撒いて、本当に効果が無いのかどうか検証しています。
塩を使った除草は絶対にやらないで!
「雑草や苔は塩を使って除草できる」という噂がありますが、絶対にやらないでください!塩は土壌中で分解されず、残留します(雨で徐々には流れますが)。建物の基礎、コンクリートの鉄筋、地下の配管などを傷める恐れがあるため非常に危険です!また、河川や周囲の畑、田んぼ等に塩が流れると深刻なトラブルに繋がりますので絶対に撒かないでください!
熱湯を使った除草は危険なのでやめましょう!
「お湯を使って雑草、苔を枯らすことができる」という知識が昔からありますが、熱湯は非常に危険なので絶対にやめましょう。熱で焼いているためどんな植物でも枯らすことができますが、熱が伝わらない所には全く効果が無いため鍋一杯分のお湯ではほとんど枯らすことができません。何より、熱湯の入った鍋を持って履物をはいたり、玄関の段差を越えなければいけないので非常に危険です。火傷のリスクを考えると除草剤なんかよりもよっぽど危険なのでやめましょう。