抜いても抜いてもすぐに生えてくる厄介なギシギシ!繁殖力・生命力が強く、強害雑草の代表的な存在です。抜いてもすぐ生えてくる原因は根っこにあります。根に栄養を貯め込むため、地上部だけ刈り取ってもすぐ再生してしまいます。しかもギシギシは地中深くまで根を伸ばすので手で抜くのは非常に困難です。オススメは根まで枯らすタイプの除草剤です。
ギシギシとは?
ギシギシはタデ科の多年草(冬になっても枯れない雑草)です。スイバとよく似ていますが、スイバよりも大きく40~100cmまで成長します。日本全国に分布していて生命力と繁殖力が強いのが特徴です。除去が難しい(地上部を刈り取っても根が残っていれば再生する)ので、農地や牧草地では特に嫌われる雑草です。
繁殖力が非常に強い!
ギシギシの特徴は何といっても繁殖力の強さです。ギシギシは1株あたり数千~数十万の種子を作るうえに、発芽率も高いため爆発的なスピードで増殖します。また種子は休眠性があるため、一度根絶したと思っても翌年にぽつぽつと生えてくるケースもよくあります。
刈り取ってもすぐ再生する!
ギシギシは非常に生命力が強く、地上部だけ刈り取っても根が残っていればすぐ再生します。しかも根が地下深くまで伸びるため非常にやっかいです。耕運機などで地面を耕して根をバラバラにしても、その破片から再生してしまうほど厄介な雑草です。
根絶するには文字通り根まで取り除かなければいけないのですが、地中深くまで伸びるので手作業ではほぼ不可能です。根まで枯らすタイプの除草剤を使うのが一番効果的です。
ギシギシの駆除方法
それではギシギシの駆除方法についてご紹介します。先ほどご紹介した通り、ギシギシは地中深くまで根を伸ばすため、手作業で抜くのはほぼ不可能です。根まで枯らすタイプの除草剤が効果的です。
除草剤サンフーロンがオススメ
- 葉から入って根まで枯らします。
- お金をかけたくない人にオススメ!
- 手間をかけずに駆除したい人にオススメ!
ギシギシの駆除には除草剤サンフーロンがオススメです。サンフーロンは葉から入って根まで枯らすタイプの除草剤です(いわゆるグリホサート系除草剤です。ラウンドアップと同じタイプのものです。)根っこに栄養を貯め込むギシギシとは非常に相性が良いです。「良く効く」うえに「値段も安い」のでオススメです。除草剤で悩んだらとりあえずコレを買っておけば間違いないです。その他の雑草も全て枯らすことができます(花壇や植木がある場合は注意してください)。
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【サンフーロンの規格】(アマゾン商品ページへのリンク)
除草剤サンフーロンの使い方
【除草剤サンフーロンの使い方】
- 草丈が1m以上ある場合は一度刈り取りましょう。大きく育った雑草には除草剤が効きにくいです。
- 刈り取った雑草から再び葉が生えてきたら除草剤を散布します。
- 雨が降ると除草剤が流れてしまいます。雨の降らない日を選びましょう。
- 除草剤サンフーロンを水で100倍に希釈します。
- ジョウロか噴霧器を使って散布します。
- 必ず緑色の部分(葉や茎)に向かって除草剤をかけてください。
- 1~2週間でギシギシが枯れます。
- 2週間後に確認し、枯れ残りがあったら再度散布します。
- 地中にギシギシの種子が残っていると翌年また生えてきます。翌年確認して、ギシギシが生えていたら除草剤を撒きましょう。
- 2年続けて除草剤を撒くとより確実に根絶できます。
除草剤を使う際の注意
- サンフーロンは土に落ちると効果が無くなる(根からは成分が吸収されない)ので、必ず雑草の緑の部分(葉や茎)にかけるようにしてください。
- 濁った水(泥水、用水路の水)で希釈すると除草剤が均一に混ざりません。水道水などの綺麗な水を使ってください。
まとめ
- ギシギシは非常に繁殖力が強い雑草です(数万個の種子を作る)、早めに除去しましょう。
- ギシギシは地上部を刈り取っても根が残っていればすぐに再生します。
- ギシギシは地中深くまで根を伸ばすため、手作業で抜くのはほぼ不可能です。
- 除草剤サンフーロンを使うのがオススメです。
- 根まで枯らすタイプの除草剤のなのでギシギシとは非常に相性が良いです。
- ギシギシの種子が地中に残っていると翌年また発芽します。2年連続で除草剤をまくとより効果的に根絶できます。
今回はギシギシの駆除方法についてご紹介しました。ギシギシを手作業で根絶するのはほぼ不可能なので除草剤サンフーロンを使うのをオススメします。ジョウロで撒くだけなので簡単ですし、根まで枯らすことができるので効率的です。
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