雑草対策

強害雑草ススキの駆除方法、枯らす方法、オススメ除草剤

2019年3月4日

ススキの駆除方法

秋の強害雑草の代名詞、それがススキです。風流な見た目に反して非常に頑固で厄介です。地下茎(根)に栄養をため込む性質があるため、地上部を刈り取ってもすぐに再生してしまいます。手作業で駆除するのはほぼ不可能です。そこでオススメなのが根まで枯らすタイプの除草剤です。

カセ
もと除草剤販売員のカセがススキの駆除方法をご紹介します。

ススキとは?

ススキは秋の強害雑草

ススキは白い綿毛が特徴の秋の雑草です。茅(かや)とも呼ばれ、昔は茅葺き屋根などにも利用されました。現在では利用されることが無くなり、空き地や雑木林に生え放題になっています。高さ1~2mまで成長し、地下にしっかりとした根を張ります。茎の先端に綿毛を作り、種子と一緒に飛ばして繁殖します。

地下茎(根)を伸ばして増える!

ススキは根を伸ばして増えます

ススキは地下茎(根)を伸ばして繁殖します。伸びた地下茎から新しい茎が生えてきて大きな株になり、群生します。河原や空き地にススキが一面群生しているのを見たことがあると思いますが、あれは地下茎を伸ばして横に繁殖するためです。ススキを1シーズンも放っておくと手が付けられないぐらい繁殖します。早めに対策しましょう。

刈り取ってもすぐ再生する!

ススキは根が残っていると再生します

ススキは根に栄養をため込むタイプの雑草です。そのため地上部を刈り取ってもすぐに再生してしまいます。冬になって地上部が枯れても根に溜めた栄養で越冬し、翌年また生えてくるぐらい強い雑草なのです。手作業で繰り返し刈り取ってもイタチごっこなので、文字通り根絶やしにする必要があります。

ススキの駆除方法

先ほどもご説明した通り、ススキは地下茎が残っている限り何度でも再生します。手作業で抜くのは現実的ではありません。オススメは根まで枯らすタイプの除草剤です。

除草剤サンフーロンがオススメ

除草剤サンフーロンがオススメ

大成農材 除草剤 原液タイプ サンフーロン 5L

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  • 葉から入って根まで枯らします。
  • お金をかけたくない人にオススメ
  • 手間をかけずに手軽に駆除したい人にオススメ

ススキの駆除には除草剤サンフーロンがオススメです。サンフーロンは葉から入って根まで枯らすタイプの除草剤です。根が残っていると再生するススキとは非常に相性が良いです。「お金をかけたくない」「手間をかけずに枯らしたい」という方には特にオススメです。これが一番簡単確実です。

カセ
除草剤を販売していた頃もコレが一番売れました。オススメです

 

【関連】サンフーロン実際に使ってみました!雑草の枯れる様子をレポート

【サンフーロンの規格】(アマゾン商品ページへのリンク)

今まで色々な除草剤を使ってきましたが、このサンフーロンが一番使いやすいです。「雑草が良く枯れて」「値段も安い」ので助かります。よく似た除草剤でラウンドアップも有名ですが、あちらは値段がサンフーロンの3~5倍で非常に高価です。コストパフォーマンスで考えてサンフーロンをオススメとしました。詳しくはコチラ↓

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除草剤サンフーロンの使い方

草丈が高い場合は一度刈り取ります

葉が生えてきたら除草剤散布

【除草剤サンフーロンの使い方】

  1. 草丈が1m以上ある場合は事前に簡単に刈りとります。(生命力が強く、除草剤が効きにくいため)
  2. 刈ったススキから葉が生えてくるのを待ちます。葉が生えてきたら撒き時です。
  3. 1日は雨が降らない日を選びます。
  4. サンフーロンを水で50倍に希釈します(薄めます)
  5. 噴霧器か、ジョウロを使って散布します。
  6. 葉などの緑色の部分にかけるようにします
  7. 1~2週間でススキが枯れます。
  8. 2週間後に確認し、枯れ残りがあったら再度散布します。

除草剤を使う際の注意

  • ススキが大きく成長していると除草剤が効きにくくなります(1m以上)。一度簡単に刈りとって、新しく葉が生えてきたところに除草剤を撒きましょう。
  • サンフーロンは地面に落ちたり、茶色い場所(幹化している部分)にかかると上手く吸収されません。必ず葉などの緑色の部分にかけてください。
  • 除草剤散布後に雨が降ると薬液が流れてしまいます。雨の降らない日を選びましょう。
  • 濁った水(用水路の水、泥水)で希釈すると、除草剤の成分が上手く撹拌しません。綺麗な水(水道水)を使用してください。

サンフーロンは植物の緑色の部分(葉や茎など)から吸収される除草剤です。地面に落ちてしまうと効果が無くなります(土から根に吸収されない)。必ずススキの緑色の部分にかけるようにしてください。

まとめ

  • ススキは根を伸ばして繁殖します。
  • ススキは地上部を刈り取っても、根が残っていれば再生します。
  • ススキを手作業で根絶するのは大変な作業です。数年がかりになります。
  • 除草剤サンフーロンを使うのがオススメです。
  • 葉から入って根まで枯らすのでススキと非常に相性が良いです。
  • 除草剤を撒く前に、草丈が1m以上伸びていたら一度刈り取っておきましょう。大きく育ったススキは生命力が強く、除草剤が効きにくいです。
  • 刈り取ったススキから再度葉が生えてきたら除草剤を散布します。
  • 葉や茎などの緑色の部分から成分が吸収されます。緑色の部分に除草剤をかけましょう。

今回はススキの駆除方法についてご紹介しました。ススキは根が残っていると再生するので手作業で根絶するのはほぼ不可能です。根まで枯らすタイプの除草剤(サンフーロン)を使うのが良いでしょう。お金も手間もかからない、一番簡単な方法です。

 

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  • この記事を書いた人
kase01

加瀬

7年ほど造園資材、清掃資材の販売に携わっています。除草剤、苔駆除剤、植木肥料、消臭剤、清掃資材などをプロ目線でご紹介します。庭園管理士の資格所持。 【詳しいプロフィールはコチラ】

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